2019/05/31
マンション管理
「コミュニティ活動費」という目的税

管理組合の工夫
あるマンションでこのような面白いアイデアがありました。
管理費と修繕積立金の一部を「コミュニティ活動費」としたのです。目的税のようなものです。その代わりに管理費と修繕積立金を少し値下げしたので、マンション住民から徴収される負担あるは同じです。
100 世帯のマンションであれば、1戸当たり月500円とすると、11ヶ月5万円になり1年で60万円です。
これを、正月の餅つきや春のお花見、ゴールデンウィーク、ハロウィーン、クリスマスなどのイベントのときに、例えば焼き鳥や綿菓子 などの屋台を出し、ビールやジュースをマンションの玄関や中庭で配ります。
普通なら通りすぎてしまうのでしょうが、毎月支払うことで認識もあるために当事者意識が働いて、折角だからちょっと覗いてみよう、一杯飲んで行こうとなることが多いようです。
そこにコミュニティが生まれます。
素晴らしいアイデアだと思います。
みなさんのマンションでもコミュニティ活動費という目的をもった費用などを検討してもいいのではないでしょうか?
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- 著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長
ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。
これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。
数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。