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マンション管理業界のホンネ

2017/12/01
理事会運営

任期2年で1年毎の「半数改選」

意識レベルの向上

皆さんの管理組合において理事の任期は何年でしょうか?ほとんどの場合は1年全改選となっていると思います。実は1年改選、居住者にとっては何も良いことが無い仕組みだと、私は思っています。

居住者の方は、理事会活動が初めての方が大半です。輪番制や独自のルールで渋々お役に付くわけですが、理事会とは何なのか、理事会運営はどの様にするのかについては全く分からず参画するわけです。

その様なときに頼りになるのが管理会社の社員ですが…ここに大きな問題がある事に気が付いている居住者は恐らく皆無に近いのではないでしょうか。(笑)

理事になり、3カ月ほど経つと何となく方向性や立ち位置が分かり、半年くらい経つと課題が何かも分かってきます。それに取り組み始めて数カ月が経過すると、もう任期満了まで残り少なくなり…また新しい理事が初めましてと顔合わせをすることが永遠と続きます。

この時に何が問題かと言えば、管理組合にとって本当に必要な継続審議が妨げられ、大切な議題が頓挫することが多く見られるからです。

例えば管理会社に不都合な議題があったとすれば、それを消滅させることができてしまう…。脅かすつもりはありませんが、私は多くの管理組合様からの相談の中から、その現状を目の当たりにしてきました。

そこで、提案したいのが任期2年の半数改選という仕組みです。

半数改選であれば、残り半数の理事はそれまでの1年間の経緯や議論を見ているわけですから、理事が半分変わっても、それまでと同レベルで議事を進めることが可能です。

また、議題を継続させていく他の方法として、理事の引継ぎにノリシロを設ける事をお勧めしています。つまり、3カ月間は新旧の理事が理事会に出席する仕組みをつくることで議題がスムーズに継続されていくことが期待できます。

のりしろ期では、旧理事がオブザーバー的な役割を担えば「よく分からないまま、数カ月が過ぎてしまった」という事態を未然に防ぎ、「よく分からないから、やる気も失せてしまった」というモチベーションダウンも回避することが見込め「大切な議題が頓挫してしまった」という事態を防止できます。

それぞれのマンションや、理事の個性によっても違いはあるかと思いますが、「最低限の引継ぎはしっかり時間をかけてやる」仕組みを作ることで大切な継続審議を確りと引き継ぎ、マンションの明るい未来を見据えましょう。

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