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マンション管理業界のホンネ

2017/01/25
談合・リベートの打破

修繕積立金を搾取する業界の構造に喝を入れる

設計事務所/管理会社による談合・リベートの撲滅運動実施中

毎日のようにマンション管理組合大規模修繕工事で談合情報が入ってきます。●●設計事務所が、見積参加条件をつけ新聞公募して、集まってきた業者が5社。この5社の名前をみてビックリ(@_@;)!

つい先日も、とある設計事務所の公募で集まってきた業者と全く一緒!

ちなみに見積参加条件は、
▼ゼネコン資本金10億以上、
▼専業(塗装/防水の大手業者)資本金1億以上
▼直近3年間で1億円/100戸以上分譲マンション大規模修繕工事実績が年間5件以上
▼300戸以上の大規模修繕工事実績が年間2件以上
▼経審Y点800点以上
▼その他条件あり
となっている。

どうやらこれはこの業界では日常茶飯事の常識。施工会社からよく耳にする話として、設計事務所や管理会社に対して施工会社から支払われるリベートは5~10%。そして専門会社である足場屋さん、塗料屋さん、防水屋さんを施工会社に指定して、専門会社からもリベートをとる。更に材料を指定して、そのメーカーからもリベート。これらを合わせると設計事務所や管理会社が受け取るリベートの総額は10~20%になるケースもあります。

リベートを受け取っている設計事務所の設計監理料(コンサルタント料)は100~300万円、リベートを受け取ってない設計事務所のコンサルタント料からすると三分の一や五分の一、中には無料という事もあります。一方でリベートは、例えば工事費が1億円とすると、1~2千万円にものぼります。しかし工事業者からすると、これだけのリベートを支払っても、競争なしに談合で取れる工事費は魅力的で、利益率も圧倒的に高いという悪循環がこの仕組みを助長存続させています。

先日も、とある工事会社の社長と会話をする機会がありました。そこで「シーアイピー以外にリベートを受け取らない設計事務所やコンサルタントってありますか?」と聞くと、「えっ?そんな会社あるんですか?」ときっぱり(笑)

先日相談に来られた首都圏某マンション管理組合の修繕委員長から聞いた話は驚くばかりでした。このマンションは約80世帯/築39年目で3回目の大規模修繕工事を経験しています。工事費は1回目が6千万円、2回目が8千万円、そして設計事務所がコンサルタントとして入っている今回の工事はなんと2.5億円とのこと。工事範囲は、サッシ交換はするものの給排水やエレベータなどの設備工事は何もなし。サッシ交換を除いた1回目/2回目と同じ工事範囲で見積を比較しても、3回目の大規模修繕工事は2回目の倍である1.6億円。修繕積立金では到底足りないので約1億円の借入金と合わせて一度は総会可決したものの、不安にかられた理事が私の拙著「忍び寄るブラックマンション危機とその回避法」を読み「須藤さんの指摘の通りにことが運ばれていた」と慌てて総会で可決された大規模修繕工事を廃案にして、ご相談いただきました。本当にこの業界は腐りきっている!改革が必要なのです!

損をするのは発注者であるマンション管理組合だけ。本当に残念な状況となっているマンション管理組合がどれほど多く存在するかが嘆かわしいです。創業以来当社は、マンション管理組合の大切な資産を守るため、談合撲滅運動を実施中です。

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