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マンション管理業界のホンネ

2017/06/05
修繕工事

管理会社の丸投げ体質

お任せで本当に安心?リベート体質

まだまだ大規模修繕工事を管理会社に一括のお任せで発注している管理組合が多く見受けられます。

しかし、その発注はプロの眼から見ると非常に無駄の多いものだと断言できます。この発注の仕組みは完全に業界主導で管理組合にとっては、不経済極まりないものなのですが、残念ながら管理組合が、その事に気が付くことはほぼできないでしょう。

管理会社に発注する大規模修繕工事は、下請けの工事会社に一括で丸投げをしているのが実態です。管理会社の工事部門が実際に機能していて、丁寧な分離発注に対応できる会社は皆無だと言っても過言ではありません。そしてその一括下請け企業として、生計を立てている工事会社がいかに多いことか。管理組合の資金を搾取する仕組みの最たる要因です。

計画から総会の段取り、工事実施まですべて管理会社がお膳立てをして、手間いらずのお任せで行ってくれるので、最も管理組合の事務的手間がかからなく、日常業務をやってくれている管理会社に工事を発注するので、工事中の要望、苦情等の窓口が日常管理と一本化でき、さらにアフターまで安心してフォローができるといったところに魅力を感じることも理解できます。

しかし一方で競争原理が働かず、中間マージンが大きく発生する仕組みとなっているのですから工事費用自体が高額になるもの当然です。資金面から言えば、管理会社は組合の予算や貯金残高まで全て知り尽くしているので、管理会社の売上を考慮して工事を如何様にもコントロールできます。例えば不要な工事まで含めたり、恐ろしいほど単価を上げたりと管理会社の想いのままとなる事が多いのが業界の現実です。その観点から言えば管理会社への発注は、管理組合にとって最も透明性に欠いた発注でもあるといえます。

更に、工事監理という第三者チェックをいれる機能が働かないのもこの仕組みの大きな欠点です。

これは、大規模修繕に関してのみ言えることではありません。ポンプや機械式駐車場の部品交換や修理や小修繕、あるいはインターネット接続や火災保険など、全て丸投げ体質になっていることは絶対にやめる事を強くお勧めします。管理組合は、全てを高額にするリベートの存在について、正しく理解して発注することが必要です。そうできる体制を整えることから始めてみては如何でしょうか。

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