管理費・修繕積立金・長期修繕計画・大規模修繕工事などマンション管理組合の大切な資産、イベントを支援致します。

資料請求/ご相談は
こちらから

03-3538-1175
受付時間:土日祝日を除く平日9:00~17:30
2021/08/26
マンション管理

共用部分の保険を確認する

共用部分の保険を確認する

地震保険編

今回は地震保険について考えてみましょう。阪神淡路大震災で注目された地震保険は、保険会社の火災保険に特約として付保される保険ですが、その保険金の支払責任の一部を再保険として政府が引き受けている、非常に公共性の高い保険です。

保険金が給付されるのは、全損(地震保険金全額)・大半損(地震保険金の60パーセント)・少半損(地震保険金の30パーセント)・一部損(地震保険金の5パーセント)の4タイプで、すべてにおいて「主要構造部」、つまり柱または梁に損害がなければ保険金は支払われない仕組みになっています。

したがって、地震によってエレベータや機械式駐車場等の設備が壊れた、あるいは液状化によって給排水設備がまったく使えなくなった、などという場合には、この地震保険では損失が補填されません。「柱または梁に損傷があった場合に支払われる見舞金」という意味で捉えればいいと思います。

問題は、この地震保険の保険料がとても高額だという点です。おおざっぱな表現をすると、火災保険を2口契約する程度の保険料になるくらい高額になるということです。地震保険に加入するかどうかは、限定的な補償内容や高額な保険料ということを考慮する必要があり、マンション管理組合にとっては大きな検討のひとつといえます。大震災に対するリスクが高まっている近年においては、非常に悩ましい選択になりますが、マンションという大切な資産を守るためにも、ぜひ専門家に相談しながら、加入の可否などについて議論することをお勧めします。

これ以外にも、個人賠責や施設賠責、水漏れ原因調査費用、各種特約、免責金額、地震保険の実態、保険会社の比較方法など、お伝えしたいことはたくさんあります。しかし、いざというときに保険がまったく使えないというケースもよくありますので、まずは自分のマンションがどのような保険に入っているのか、現状を確認することが大切です。

マンションにお伺いする「無料出張セミナー」を行っておりますので、
マンションに関してお悩みのある方はお気軽にお問合せください。

著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


このページの一番上へ