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2020/03/30
談合・リベートの打破

さらにエスカレートする「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」

さらにエスカレートする「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」

シーアイピーの存在意義

私は約20年前に、マンションの大規模修繕工事にはびこるこの談合・リベート問題に異議を唱えはじめました。それが株式会社シーアイピーという会社を創業したきっかけにもなっています。そして、談合・リベート問題や不適切コンサルタント問題について、創業当時から問題視するとともに、十数年前から「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」ブログやSNSで発信しつづけ、この問題では第一人者のようになってしまった感じです。

そして、この「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」は、2013年に、講談社が運営しているWebマガジン「現代ビジネス」で取り上げていただいたことがきっかけとなり、これらの問題が徐々に社会で認識されはじめました。2017年1月には、ダイヤモンド社のビジネス週刊誌「週刊ダイヤモンド」で特集していただいたと同時に、国土交通省からは同月27日付で、不適切コンサルタントについての異例の注意喚起が通知されました。

その後、各大手新聞社も「不適切コンサルタント問題」を1面トップで報道したり、雑誌でも特集を組んで大きく取り上げる動きが目立つようになりました。そして、2017年10月19日には、NHKの番組「クローズアップ現代+」において、「追跡! マンション修繕工事の闇 狙われるあなたの積立金」と題して特集が組まれ、談合・リベート問題や不適切コンサルタント問題が社会問題化するに至ったのです。

さらに、その動きを後押しするように、国土交通省はマンション大規模修繕工事に関する実態調査を実施し、管理組合が大規模修繕工事を適正な価格で発注できるように、大規模修繕工事の戸あたりと床面積(㎡)あたりの工事金額を発表する(2018年5月11日)など、国としてもこれらの問題に正面から取り組む姿勢を見せはじめています。

ここまで来るのに何年もの時間がかかりましたし、私も非常に大きなパワーを注いできました。その原動力となったのは、父が始めた「ペンキ屋」です。父や私がお世話になった塗装業界や建設業界に恩返しがしたい。私の大好きなこの業界が、こんな談合・リベートなどという問題で評判を落としてほしくない。次世代に誇れる業界にしたいし、自分も家族に誇れる仕事をしていきたい――そんな一心で、この問題の掘り起こしやその仕組みの解明、対応策や撲滅方法などの検討に、それこそ採算度外視で力を尽くしてきました。

しかし、2020年となった現在も、この「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」は全く解決されることなく、各社がいろいろな団体を設立し、むしろその団体が隠れ蓑になりながら、更にエスカレートしているのが今日の実態です。設計監理者である設計コンサルタントや管理会社は、管理組合からコンサルティングを受注したあとは、チャンピオンの工事業者に調査・設計を押し付け、実態のない会社になっていることと、それからなんと言っても管理組合から受け取る報酬だけでは会社が成立しないために、未だに談合リベートが撲滅されずに、実はエスカレートしているという現実を消費者である管理組合は理解しなければなりません。

私は、これからも決死の覚悟で「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」に取り組むつもりです。

マンションにお伺いする「無料出張セミナー」を行っておりますので、
マンションに関してお悩みのある方はお気軽にお問合せください。

著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


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