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2020/10/13
マンション管理

利益相反とは

利益相反とは

当たり前の損得勘定

マンション管理組合と管理会社との関係において、しっかりと理解し、受け入れなければならないことがあります。それは、マンション管理組合と管理会社は「利益相反」の関係にあるという点です。利益相反とは、簡単にいうと「どちらかが儲かれば、どちらかが損をする」という構図のことです。マンション管理組合と管理会社との関係性でいえば、管理会社が儲かればマンション管理組合が損をして、マンション管理組合が得をすれば管理会社が損をする、ということになります。

例えば、車を新車で購入すると、ディーラーの営業マンは車検がある3年目の手前で、営業にやってきます。車検の見積りと合わせて、新車のパンフレットと新車の見積りを見せてきます。そこで上得意客は新車の魅力を話すと買い替えてくれるお客様、普通のお客さんは車検を出してくれる人、話にならない客は自分で探した民間の車検場に持って行く人です。これが利益相反です。

管理会社は企業ですから、当然ながら自社の利益を優先させます。例えば「なんとなくうちのマンションは管理委託費が高い気がする」とか「管理業務の質や内容が、管理委託費に見合っていないのではないか」と感じているマンション管理組合があるとします。幸い、管理会社のフロント担当者とはよい関係性を築けているので、理事会からフロント担当者に、管理委託費の値下げや、管理業務の質と内容の改善を頼んでみることにしますが、いつになっても劇的な解決策が提示されないということもよく耳にします。

実はそれも当然のことで、利益相反の関係にある両者において、「マンション管理組合の得になる」ということは、「管理会社が何かしらの損をする」ことになります。管理委託費の値下げは、すなわち自社の利益の減少につながりますし、管理業務の質と内容の改善は、すなわち人件費や経費の増加につながります。ですから、管理会社が自社の損になることを積極的にするわけがないのです。

「そうはいっても、管理会社のフロント担当者だって人の子だから、何かこちらの利益になるようなことを提案してくれるはずだ」と淡い期待を抱いてしまうのが日本人の特性ですが、自社の利益よりも顧客の利益を最優先に考えるような管理会社は、残念ながら見たことがありません。あくまでも、マンション管理組合と管理会社は「利益相反」の関係にあるということを忘れないでください。

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著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


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