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2021/02/16
修繕工事

修繕積立金が不足する場合の処方箋

修繕積立金が不足する場合の処方箋

2つのポイント

修繕積立金が不足してしまうマンション管理組合を多数見てきました。我々の考える2つの対処方をご紹介します。

1つ目は、管理会社や工事業者から大規模修繕工事の実施の提案を受けた際、修繕積立金の残高が提案された工事費より下回っている場合には、まずは大規模修繕工事をすぐに実施しないことです。

たとえば、1戸当たりの月額修繕積立金が10,000円だとすると、1年で120,000円になります。100戸のマンションだと、修繕積立金は年間1,200万円貯まることになり、3年経てば3,600万円増加します。

劣化状況にもよりますが、壊れている部分や故障している部分はパッチワークで部分的に補修できる可能性があります。贅沢に足場をかけて行うような大規模な工事は先送りしてください。やはりお金がないときには、“買うことを我慢する”のが一番なのです。

なんとしても工事を行いたい管理会社や工事業者は、「後から余計にお金がかかりますよ」とか、「何か問題が起きた場合、理事や修繕委員の責任になりますよ」などといろいろな“脅し”をかけてきますが、そんな言葉を鵜呑みにする必要はありません。もし困ったときには、私たちのような専門家を呼んでください。

一方、給水管や排水管、機械式駐車場などの設備に関して、故障が頻発し、どうしても工事をしなければならない場合には、一時金の徴収あるいは借入れを検討する必要が生じる場合もあります。しかし、なるべく工事を延期したり、工事を分割して行うなどの対策を取り、一時金の徴収や借入れは<できるだけ避ける>ことを前提に考えてください。また、このような事態に陥る前に、計画的に修繕積立金の値上げを実施する方が良いでしょう。

2つ目は、工事は直接工事を実施する業者から“買う”のが一番お得だということです。管理会社は直接工事を行うことはできません。必ず工事業者に発注するわけですが、下請け、孫請け、ひ孫請けというように複数の業者が入ってくると、工事費には各社のマージンが乗ってきます。

たとえば、1社につき2割ずつマージンを取っているとします。ひ孫請け業者の請求が100円とすると、孫請け業者は120円、下請け業者は144円となり、結果として最終の業者は172円の請求をしてくることになるのです。

給水管や排水管の更新であれば給排水設備業者、機械式駐車場の更新であれば機械式駐車場業者、エレベータの更新であればエレベータ業者に発注するのが一番安いはずです。インターネットで検索をすれば、それぞれの業者はいくつもヒットしてきます。工事が必要な場合には、管理会社に頼らずに、ぜひ<自分たちの力で見積りを取る>ことを考えてみましょう。

マンションにお伺いする「無料出張セミナー」を行っておりますので、
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著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


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