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2020/06/24
マンション管理

管理会社による管理委託費の値上げ

管理会社による管理委託費の値上げ

マンション管理組合は冷静な判断を

たいていのマンションでは、マンションの管理業務を管理会社に委託しています。マンションの受付や管理員室にいる管理員、日々の清掃をしてくれている清掃員も、その管理業務の一環を担っている存在です。昨秋、最低賃金が引き上げられたことで、そんな彼らの人件費も上昇傾向にあります。マンション管理組合が負担する管理委託費にも影響が及んでくる話ですが、その管理委託費の“値上げ”に便乗して、ある“バブル”が起きています。皆さんのマンションでは管理会社からの管理委託費値上げ要求はありませんか?

受託している管理委託費の額によって、マンション管理組合を3段階に振り分けます。

【Aクラス】儲かっているマンション管理組合
【Bクラス】あまり儲かってないマンション管理組合
【Cクラス】赤字のマンション管理組合

私が管理会社の経営者であったならば、、、
【Aクラス】そのまま当たらず触らず温存のマンション管理組合
【Bクラス】大規模修繕や小修繕が受注できる場合には温存で、受注できそうもない場合には値上げ提案
【Cクラス】大幅な値上げまたは契約解除
となるでしょう。つまり、皆さんのマンションに管理委託費の値上げ提案があるのか?ないのか?で、管理会社の利益率や儲かり度合いがわかってしまうわけです。しかも、管理員や清掃員の最低賃金上昇分の値上げであればまだしも、「契約を更新したいなら、管理委託費全体の値上げが必要」などと、便乗値上げを当然のことのように持ち出してくる管理会社が少なくないのです。中には、「これまでの1.5倍の管理委託費にしろ」と値上げを迫ってきた管理会社もあるというから、理不尽きわまりないと思います。

この「管理委託費の便乗値上げ」の流れは、とある大手管理会社が大きくかじ取りしたことをきっかけに生まれたもので、多くの管理会社が「右へならえ」で同じ行動に出つつあります。もはや“管理委託費値上げと契約解除のバブル”といってもいいほどです。

一方、このバブルの流れを逆手にとって、管理会社からいきなり管理委託契約を解除され、冷静さを欠いたマンション管理組合から、都合のいい条件で新たな管理契約の受託を結ぼうと、虎視眈々と狙っている管理会社も現れているのが現状で、こうした管理委託費の値上げと契約解除について、2~3年前くらいから多くのマンション管理組合から問い合わせが舞い込んでくるようになりました。

◎最低賃金上昇分の人件費の値上げは承諾してもいいが、便乗値上げについては簡単に承諾しない
◎契約解除という切り札を出されても動揺しない(仮に相手が大手管理会社でも、その“ブランド”にこだわる必要はない)
◎大規模修繕工事を管理会社に任せない(値上げできない分を工事費に乗せられる可能性があるため)
◎意識の高いマンション管理組合になるための仕組みづくりを加速させる(管理会社に“食い物”にされないため)

仮にある日突然、管理契約の解除を持ち出されたとしても、何も明日からマンションに住めなくなったり、マンションそのものがなくなったりするわけではありません。管理会社を変更することに抵抗や不安を感じてしまうマンション管理組合もあるが、納得のいかない要求をしてくるような管理会社なら、もう付き合うには値しない管理会社だと考えて、冷静に判断していただきたいと思います。

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著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


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