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マンション管理業界のホンネ

2019/02/08
マンション管理

管理組合の明るい未来のために

管理組合の明るい未来のために

理事会の涙の努力が報われるとき

とあるマンションの総会での出来事です。

管理組合の未来を良くするために、理事のみなさんが毎日のように熱意を持って議論を続けてきた議案がありました。十分な時間をかけて区分所有者の方の理解を得られるようにと説明会の開催など広報も入念に行い、議事の可否を図る総会を前に、総会出席への再三にわたる呼びかけを行った結果、多くの区分所有者の方が総会に出席しました。

該当する議案になったと同時に、理事会の動きに反対する少数派の方々から、質問が出され、そのやり取りに長時間を費やすこととなりました。その内容は残念ながら建設的なものではなく具体的な根拠のない感情的なものでしたが、一時は総会決議に進むことが難しい状況になるほど総会は紛糾してしまいました。

その潮流を変えたのが一人の区分所有者が口火を切った一言でした。

そここから、理事会の努力を見ていた多くの組合員の方が、少数派の感情的な意見に流されずに賛成意見を出し始めたのです。多くの方が理事を労い、理事会の決議に対し賛成した結果、圧倒的多数でこの議案は無事に可決されました。

理事会では、感情的で根拠のはっきりしない反対意見(大抵が声の大きな方が発言する傾向があるように思います)が出されることで、多くの方々がその声の大きな意見に影響されてしまう事が良くあります。勿論、賛成の意見と反対の意見があることは大切なことです。大切なのは賛成意見も反対意見も具体的な根拠を示して議論することです。決して感情的で抽象的な憶測で発言するべきではないのです。

聞いている側に是非忘れないでほしいことは「目先だけで判断するのではなく、将来、自分たちにどのように関わってくる話なのか」を長い視野で考える癖をつけることが大切だということです。

このケースでは理事の方々の苦労が報われた瞬間、理事長は涙ぐんでいました。

ボランティアでやっている理事のみなさんも、ご自身の仕事以上に力を入れて、時間をかけて、情熱を持って取り組んだ結果の涙だと思います。

何かを変えようとする事はエネルギーが必要です。そして、大抵の場合反対する人が現れます。繰り返しになりますが、大切なのは視野を将来に向けて考えていくことだと思います。

それを成就させるためには一人一人の関心と小さな勇気がとても重要なのだと知っていただきたいと思います。

議案の賛否は、なぜ理事会がこれを実行したいのか、決して他人事ではなく自分自身の問題だと位置付けて、正しく理解をして欲しいと思います。

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著者/須藤桂一 株式会社シーアイピー 代表取締役社長
著者/須藤桂一
株式会社シーアイピー 代表取締役社長

ゼネコン勤務や、塗装工事会社・リフォーム会社の2代目社長として大規模修繕工事を受注している最中、様々なマンション管理組合の問題に直面し、1999年にマンション管理組合専門のコンサルタント会社であるシーアイピーを設立した。

これまで約33,000戸のマンション管理組合の相談を受け、問題解決を図る。

数多くのメディアに出演、書籍の出版や監修も行っている。詳細はこちらまで。


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